2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧
配役は吉田がソランジュで岩谷がクレール、で、僕が奥様。 稽古の最初の頃は、吉田と岩谷がセリフを合わせているのをただ聞いているだけ。 ときどきプロンプをしてたけど、演出などはまるでしてない。 というより、何をすればいいかがわからなかったのだ。 …
LRB企画の第一弾(最初から何回も公演するつもりだった)に『女中たち』を選んだのは、登場人物が3人であることが一番の理由である。 しかし、3つの役はすべて女役である。 それを男だけでやるというのは、いささか実験的過ぎるかもしれないが、僕たちには…
僕は早稲田大学で第一文学部フランス文学科に在籍していた。 だが、ほとんどの時間を大隈講堂裏の演劇研究会アトリエ、もしくは特設テントで過ごした。 5年在籍して中退したのだが、その5年間のほとんど毎日を演劇研究会でなんらかの演劇活動に関わってい…
早大劇研には毎年20〜30人は入会するが、3年くらいまでにだいたい5人以下になる。 そのかわり残ったものは、かなりの確率でスタッフ、キャストともにプロになる。 同期の男で3年まで残ったのは僕とこの2人だけだった。 女子で残ったのは高泉淳子1人。 …
LRBを始めたのは大学3年のときで、当時僕は照明・音響・舞台監督をこなす"花形"スタッフであるとともに、役者として舞台に立っていた。 だが、演出家になりたい、という願望は強かった。 しかし、劇研で演出をするには、アンサンブルの主宰者にならなければ…
書き仕事の合間に更新しておりまして、系統立って書いていないので、話はいろいろと飛びます。ZAZOUS THEATERをはじめる前に、僕は早大劇研の同期岩谷真哉(故人)と吉田紀之(現、朝)の三人で、LUCKY ROCK BELL企画(以下LRB)という、アンサンブル(早大…
当時も小劇場界はオリジナル全盛だったが、年間6本のオリジナル作品を作るのは至難の業である。 3本が限界。 そこで、あとの3本は別の誰かに作ってもらうことにした。 ただ、当時はギャラなど払えるような経済状態ではないので、「リスクはZAZOUS THEATER…
土曜日は見なければいけない試合が多いのでお休みします。
iMacを購入したあたりで、僕はZAZOUS THEATERの主宰者を辞めて、芝居を3年間休んだ。 ZAZOUS THEATERでの最後の公演は『LYNX』の再演だった。 ちょうど、ZAZOUS THEATERを始めてから十年が経過していた。 ZAZOUS THEATERは劇団ではない。 最初からプロデュ…
最初のiMacはスマートローンで買った。 購入店は横浜駅のビックカメラ。 郵送にかかる時間が待てなくて、バスで持ち帰って、さっそくセッティングを開始した。 ボンダイブルーの例のヤツである。 ちょっとデカイ。 机の上は完全に占領されてしまう。 けど、…
コンピュータデビューは、初代iMacである。 通信機能付きワープロを検討していたのに、初代iMac導入に踏み切ったのは、"見た目"である。 もうどのワープロより、コンピュータより美しかった。 僕の芝居をご覧になった方はわかると思うが、僕にとって"見た目"…
iMac登場前夜は、まだワープロ派とパソコン派に分かれていて、Mac派などはものの数にも入らなかった。 オアシスの機能にも徐々に物足りなさを感じはじめ、周囲にもパソコン使いが現れてきた。 それでも、自分の仕事としては、ほとんどが文書作成であって、多…
次に手に入れたワープロは、友人から1万円で購入した富士通オアシスだった。 ずっとB5サイズでやってきたので、A4サイズに馴染めずに、最初のころはB5サイズで書いていた。 画面はページの半分ぐらい表示することができるようになり、作業は断然ラクになっ…
ワープロで書き始めたのは、『LYNX』の次の作品『古謡』からだから1991年からということになる。 最初に触れたワープロは、ラベルやせいぜいハガキ作成用途のもので、なんと作成画面は1行しか表示されなかった。 それでは文書全体がどうなっているのかは想…
昼前に見ていたテレビ番組で、鈴木慶一さんが「詩を書く場所は?」と質問され、「コンピュータの前」と答えていた。 僕はどう答えるだろう? 「コンピュータの前」であることは間違いない。 それも現在のメインマシーンであるiMacの前だ。 最近は、iBookでは…
昨日、芝居を見たのですが、僕の芝居にも関わってくれる方がスタッフにいました。 で、パンフレットのその方のプロフィールの部分に『LYNX』がまたも『LINX』という綴りになっていました。 これ、よくあるのですが、いつもまいったなあ、という思いと、まあ…
30歳のときに『LYNX』を作り、それをこれまで3回キャストを変えて再演してきました。自分では『LYNX』を代表作だと思っておりまして、ときどき思い出したり、考え直したりします。 オガワという主人公は、初演と二度目のラストで拳銃自殺をしたことになって…
『CLOUD』 構成・演出:鈴木勝秀 出演:田口トモロヲ、鈴木浩介、粟根まこと、山岸門人、伊藤ヨタロウ 日時:2011,6/23〜7/3 会場:青山円形劇場