『ぱんきす!』に向けて書いたコメント集

1502-ぱんきす/booklet
教えられるのを待って、自分からは何もしないようなヤツはいらない。(註1:今回の稽古場には、振付の先生も、歌唱指導の先生も、とにかく「先生」と呼ばれるかたは一人もいません)
物知り顔で教えるようなヤツは去れ。(註2:もちろん自戒です)
自粛、自己規制、空気読みなんか必要ない。(註3:礼儀や尊敬の念は大事です)
マスクを外せ!前髪を上げろ!イアフォンを外せ!でかい声で話せ!叫べ!怒れ!泣け!大笑いしろ!
オレたちは自由だ!(註4:舞台の上で俳優は自由であらねばなりません)
舞台の上はいつだって無政府状態アナーキー)がいい。
本日はご来場、誠にありがとうございます。
最後まで、応援、よろしくお願いいたします。
鈴木勝秀(suzukatz.)

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1506-ぱんきす/comment
本当に好きなものは隠されている……というわけで、今回の会場は西麻布の地下クラブだ!
汗の匂いもほのかに香るアンダーグラウンド……パンクスはやっぱり地下だぜ、お陽様なんか見たことないね!
獣耳男子(3次元)に音楽の精霊(2次元)、さらにはミルキー・ホワイト・ボーイ(新入り)も加わり、牛乳飲んでシークレット・ギグ!
ホワイトノイズ様もお目見えか?!はあ〜、イライラ、モヤモヤ、どっかーん!
鈴木勝秀(suzukatz.)

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ぱんきす/comment/DVD
これは物語の「はじまり」の記録である。何の物語かというと、俳優を目指す若者たちの物語だ。何十年も続くかもしれないし、数年で終わるかもしれない。だが「おわり」はどうでもいい。はじめたことが重要なのだ。
鈴木勝秀(suzukatz.)

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1508-ぱんきす/leaflet
唯我独尊!全力主義!ぱんきす!
フィードバックという言葉をよく聞く。アンケートが年中行われる。民意とか、パーセントとか、偏差値とか。
そんなものは「ぱんきす!」に必要ない。
すべて同じ言葉で語られる。典型的なのが「面白かった」。「面白い」は人それぞれなはずなのに、一元化されてしまう。それはファシズムだ。
そんなものは「ぱんきす!」に必要ない。
わかったような演技は見ていて不愉快になる。一人よがりでいい。野蛮でいい。荒削りでいい。問われているのは、全力を出しているか、なのだ。
唯我独尊!全力主義!それこそが「ぱんきす!」!
鈴木勝秀(suzukatz.)

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1506-ぱんきす/booklet
「本当に好きなものは隠されてる」
これは独占したい、という感情と関係がある。人はできることなら何でも独占したいのだ。モノでも人でも、愛情でも。秘宝。秘蔵。秘密クラブ。レア物はだから人気がある。
一方、日本の演劇の祖とも言うべき世阿弥も、「秘すれば花」=秘めるからこそ花となる、と言っている。
ロック史上最大のアイドルでアーティストのビートルズも、デビュー前リヴァプールの狭い狭いキャバーン・クラブやハンブルグの怪しいクラブで、ひたすら演奏を続けていた。隠された場所では、批判や規制の目も気にせず、本当に自分たちの好きなことに専念できる。僕たちが若いころ「小劇場」で活動していたのも同じだ。
強い愛情があるからこそ「ぱんきす!」を独占したいみなさんと、まだメジャーではないからこそ好きなことに専念できる「ぱんきす!」が、この狭い空間で渾然一体となって、花となるべくおたがいにエネルギーをぶつけ合う。
「ぱんきす!」とは、この地下クラブに集まった全員のことなのである。積極的参加を期待する!
鈴木勝秀(suzukatz.)

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1508-ぱんきす/comment
昨年の8月に、『ぱんきす!』のワークショップは始まった。だから、僕が恵比チリDANと活動を始めて、この公演でちょうど1年経ったのである。その間、徹底してきたのは、「声出せ!」「跳べ!」「リズムとテンポ!」の3つ。で、それは今後も変わらない。だって、この3つをマスターできれば、どんなものでも表現できる。ロックの3コードと同じ。シンプル&パワフル!それが一番カッコイイのだ!
『ぱんきす!』は、虚構と現実の境界が、実に曖昧な構造になっている。キャストの成長がキャラの成長に結びついてはいるが、実際のキャストとキャラはほぼ違う。だから、モユキは石田くんに似ているけど、石田くんではない。そして、『ぱんきす!』は『恵比チリDAN』ではないのだ。この虚構だか現実だかわからないまま『ぱんきす!』は突き進む!少なくとも僕の頭の中で『ぱんきす!』はもう、グラストンベリー・ロックフェスのステージに立っているのだ。 
鈴木勝秀(suzukatz.)

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1605-ぱんきす/leaflet
こうして再び『ぱんきす!』をやれることを、まずは関係者のみなさま、そして何より『ぱんきす!』を支えてくださるお客さまに、深く深く感謝いたします。m(_ _)m僕は今、猛烈に感動しています。感動をありがとう……じゃない!やりたいことはなんとしてもやるだけだ。何度叩かれても立ち上がり、そのたびに増殖して、パワーもスキルもジャンプ力もアップして、吠え続ける!だって、オレたちゃPUNK KISS!なんだから。
鈴木勝秀(suzukatz.)

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